イスラエルとパレスチナの終わりのない紛争 ガザ地区

イスラエルパレスチナがまた紛争を始めた。
今度は大掛かりな掃討作戦。
終わりのない戦い。

日本は何が出来るか。日本人として何が出来るか。

だまってみているだけでなく、私たちが出来ることは、あなたたちの紛争に無関心ではないという意思表示を世界に示すこと。

デモに参加することでもいいし、こうしてブログに書くことでもいい。
現地に支援しているNGOに寄付するのも一つの方法。
実際に出来ることはそれだけなのかもしれない。

パレスチナに対し強大な軍事力(核も含めて)を持ったイスラエル

イスラエルに行ったとき、銃を担いだ右手のない女性兵士がバスに乗り込んできた。
乗客の身元確認のため。
右手はおそらく負傷したのだろう。まだ若い女性兵士だった。
ここは戦争地域なんだと緊張感が走る。緊迫した空気を肌で感じる。

女性兵士が通路を歩きながら身分証をチェックしていく。
突然、女性兵士が前にいたパレスチナ人女性に怒鳴る。
隣にいたイスラエル新婚夫婦が何か文句を言っている。
パレスチナ人女性とイスラエル新婚夫婦は知り合いのようだ。
パレスチナ人女性はバスを降ろされた。

バスは彼女を置いて走り去る。
その後、どうなったかはわからない。

5分程度の出来事だけれども、この国の緊迫状態が見てとれる。
イスラエルは常にテロを警戒し、パレスチナ人を警戒している。
しかし、イスラエルの人の中には、パレスチナ人と仲のよい人もいて、交流を持っている。
一人一人はいい人なのかもしれないけれど、国全体、集団となると変化する。

今回の掃討作戦でかなりの犠牲者が出ている。
終わりのない戦い。

日本として出来ること。
まずは、この国、地域の紛争に無関心ではないという意思表示を世界に示すことだと思う。