ポイントを現金化する方法 地域通貨から地域ポイントへ

昔、ポイントを貯めても現金にする方法がなかったので、図書カード・図書券、ローソンプリカなど、金券ショップで換金できるものを購入して換金することが出来た。
簡単に言うと、現金化の抜け道。
 
今では、金券ショップだけでなく、質に入れられるもの、例えば、ブランド品のバッグや時計も換金対象だ。
そうした換金可能なものを購入して、 現金化するのが一般的(?)。
 
ところが、もう、そんな面倒くさいことが必要なくなった。
ポイントを直接現金に換金する流れが。

yahoo pointが現金に変換出来るようになった。

ポイントを現金化する際の交換レートは、100ポイント=85円で、1000ポイントから100ポイント単位で換金できる。

Yahoo!ポイント交換(現金)
https://points.yahoo.co.jp/exchange/jnb/entry
 
ネットマイルも、ポイントをセカンドライフの通貨と交換・ジップサービスと提携している。
ポイントをリンデンドルに変えれば、ドルに。そうすれば、円にも両替可能だ。
 
次に来るのは、楽天ポイントの現金化か。
 
こうしたポイント現金化の流れのきかっけとなったのはSuicaへのチャージ。
ビックカメラのビックポイントがスイカチャージ出来たことが一番の発端ではないだろうか。
 
イカでJRに乗る。ある意味、現金と変わらない。
JRのお世話にならないのは、地方都市で車生活している人くらいか。
 
このポイントが現金として使われる流れは、円やドルという通貨とは別の通貨が流通することになる。
どんなものがポイントで対価として支払われるか、考えてみた。

・会社のボーナスがポイント
IT系の会社ならありそう。
メーカーの現物支給よりはポイントの方がまし。
楽天やヤフーだとショッピングが簡単。
 
生活保護の支払いがポイント
これは痛いかも。
 

・銀行の利子がポイント
なんだか増えたのかどうかイマイチ実感がわかない。
定期預金の契約などはお米・そばや季節の野菜のプレゼントがあるので、そんなイメージか。
 

・お年玉がポイント
アマゾンポイントなんかは結構ありそう。
これでお勉強の本をと渡しても、実際はマンガかゲーム購入に使用か。
 
・ゲームセンターのポイント
モバゲーのリアルゲームセンター版
 
・ギャンブルにポイント
パチンコや競馬、競輪にポイントで。
合法?
 
・こどものお小遣いがポイント
通学の帰り道の買い食いできなくなる。
 
ポイントは地域通貨よりも便利な感じがする。

地域通貨はどちらかというとペイフォワード的にボランティアが先行していて、自分が出来るものを交換していく形。その交換媒体として地域通貨という通貨。
ポイントが発達していけば、地域通貨は、地域ポイントに移っていくかもしれない。
ここで言う地域ポイントは、地縁血縁の間でのポイント交換。
 
例えば、従来、
パソコンを教える ⇒ 買い物 ⇒ マッサージ ⇒クッキーをあげる⇒ パソコンを教える
という流れにあった地域通貨が、
地域ポイントに置き換わることで、モノの購入・現金化という選択肢が増える。
 
また、偽造通貨防止には役に立つかもしれない。
おそらく、そのうち、オレオレポイント詐欺なんかも出てくるのかな。
 
オレオレ、オレだよ。
ポイントで支払ってよ。
 
なんか逼迫感がないので、だまされにくそう。w


参考
テクノロジー : 日経電子版

Yahoo!ポイントが換金可能に | スラド