リンククラブのドメイン管理 脱出方法

リンククラブ、どうも怪しい会社だと思っていたら・・・。

ネット料金:予告なく課金、2万人から計2億円で苦情多発…「リンククラブ」のカイクリエイツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000075-yom-soci

2万人に10,000円を請求=2億円
2億円のセキュリティシステムって、どんなシステムなんだろう。
よほどスペシャルなセキュリティなのか・・・。

探したら、見つかった。
http://info.linkclub.or.jp/top_body.html

ご返金をご希望の方は、お名前、会員番号、ドメイン等を明記のうえ、
下記までご連絡下さい。
メール:customer@linkclub.jp

とりあえず、被害に合われた方は、すぐに返金手続きを。

リンククラブ被害報告まとめ
http://www24.atwiki.jp/linkclub

被害者が2万人だから、これはまれに見るIT関連の集団訴訟に発展しそう。

おそらく会社はヤバイ。
今、リンククラブドメインLDP契約している人は会社が潰れる前にすぐに脱出を。

リンククラブのドメインを他社ムームードメインに移管する方法

引き落としされていたかどうか見てみたら、自分の場合はセーフ。
ドメインパーキングだけの場合の人は大丈夫なのか・・・。
といっても、規約を見ると、100万、1000万を引き落とされても文句が言えない内容。
そんなところまで読んでいないよ。
急いで、クレジットカード会社に引き落としされないように連絡しなければ。
そして、すぐに他のドメインレジストラに移管を。

ぼくの場合は、解約手続きのメールをしたけれども、年末年始に入ってしまったので、まだ解約受領のメールが来ていない・・・。
大丈夫なのだろうか・・・。

新年早々、まいった。

さて、
リンククラブホスティングなどしている人が他の会社に脱出する手順をまとめてみた。

手順
1.クレジット会社に電話
三井住友ビザカード(三井住友VISA)の場合
メールアドレス
webmaster@smbc-card.com
年中無休(年末年始除く)
0120-498-020
9:00-17:00
https://www.smbc-card.com/mem/info/info_telguide.jsp

おそらく、それぞれ契約しているクレジット会社にも連絡窓口があるはず。
すぐに電話を。
リンククラブからの引き落としはしないように」事情を説明
まずはこれ以上、被害を受けないように対策。

2.ドメインレジストラのアカウント取得
新しいドメイン管理会社を探す。
個人的には、ムームードメインバリュードメインがお勧め。

バリュードメイン
http://value-domain.com

ムームードメイン
http://www.muumuu-domain.com

とりあえず、アカウントを取得しておく。

3.レンタルサーバ会社
お勧めはさくらインターネット
だけど、この際、面倒な手続きなしに、バリュードメインXREAムームードメインロリポでもいいと思う。リンククラブよりははるかにまし。

借りたら、リンククラブホスティングしているデータをダウンロードして、新たな契約先のレンタルサーバにアップロード。
メールアドレスの設定。アドレス名は同じように。

4.DNS変更
リンククラブドメインを管理している人は、DNSを確認
リンククラブDNSだったら、新しいレンタルサーバ会社のDNSに変更。
後ほどレジストラ移管してもDNS情報は変わらない。

DNS変更が変わり、新しいレンタルサーバで運用できるようになれば、ホスティング脱出準備OK。

ホスティングは解約しても大丈夫。

次はドメイン脱出準備編。

5.WHOIS変更
ドメイン管理している人に承認確認メールが届くので、自分のメールアドレスに変更しておくこと。

6.登録者情報
上と同様に登録者の情報をリンククラブから自分の情報に変更。

これで、ドメインレジストラ移管準備(ドメイン脱出)が整う。

7.ドメイン移管手続き(リンククラブ
リンククラブは移管するには、一旦解約という手続きになる。
LDPの場合は、解約のボタンを押して、申請を。
ドメインは解約してもDNSがそのまま継承されます。

解約申請 → 解約申請受領 解約申込書送付 → 解約申込み記入して送付 → 解約受領
AUTHコード送付 という流れ。それぞれ2-3日かかると明記されている。

トップレベルドメイン(com,net,org)の場合、解約申込書のところに、【新WHOIS情報】管理者のメールアドレスなどを一緒に記載しておくこと。

かなり面倒だけれども頑張るしかない。
(自分は、今、解約受領のメールを待っているところ 年末年始はさんで2週間待ち(;;))

8.ドメイン移管手続き(ムームードメインバリュードメイン
解約受領後、新ドメインレジストラ側で移管受け入れ申請を行う。
移管申請をする際、AUTHコードが聞かれるので、リンククラブから送付されたAUTHコードを入力。

9.承認確認メール
現在のドメイン管理者(WHOISに記載されたメールアドレス)宛てにメールで移管してよいかどうか確認のメールが来る。
迷惑メールフォルダに入らないように時々チェックしておくこと。
確認メールに記載されたリンクをクリックして承認。
無事移管完了。

10.DNS確認
無事移管されたことを確認するため、新しいドメインレジストラムームー、バリュードメイン)にログインして、DNSの情報を確認。

8.解約完了
LDH ドメインパーキングの場合、管理しているドメインがなくなると自動的に解約になるらしい。(年会費100円がなくなる)

無事、移管が終わって、解約になるかと思うが、おそらく、今のリンククラブのやり方であれば、解約者が多いので、かなり時間がかかると予想できる。

この会社がひどいのは、解約手続きしても、実際に解約になるのは2ヶ月先。
申請は2ヶ月前でなければいけないとのこと。
すぐに解約させないところが、Yahoo!ウェブホスティングみたい。
しかも、メールで2,3度やりとりして、やっと解約できるしくみ。

これって、新手の詐欺のような感じがする。
安さを売りにして、会員を勧誘し、クレジットカードの会員情報をつかんで、年末年始に一気に引き落とす。
必要になったら毎月1万円、あるいは、10万円、百万円引き落とすことも可能。

海外のレンタルサーバ会社にも似たような事例があるのかも。

クレジットカード入力の際は、本当に注意が必要だとわかった。