大学の図書館だけでなく授業も夜間にしたらいいのに

京大図書館が24時間開館になるとのこと。
大学図書館であれば、クーラーもついているし快適。
これはいい流れ。
 
京大図書館 眠らない  来年1月、自習室24時間OK
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080723-00000010-kyt-l26
7月23日9時59分配信 京都新聞

京大図書館 眠らない  来年1月、自習室24時間OK

来年から24時間開館する京都大付属図書館(京都市左京区
 京都大付属図書館(京都市左京区)は24時間利用できる自習室を新設し、来年1月から運用を開始する。「勉強時間は昼間だけとは限らない。図書館は夜中も開けてほしい」との学生の要望に応えた。全国の主要総合大学で図書館を24時間開館するのは初めてという。
 24時間の自習室は、図書館の1階部分を改修して書庫や他のスペースと仕切り、約90席を設ける。持ち込んだパソコンを使えるよう無線LANを配備するほか、夜食を取ることのできる飲食コーナーも設置する。利用は学生に限り、夜間は警備員を配置する予定。
 閲覧や自習のため約1000席ある京大付属図書館は平日午前9時から午後10時までの開館時間に平均約3100人が利用する人気ぶり。24時間利用も以前から要望が高かったが、学生の健康面を考慮して実現していなかった。今回、社会の変化や、多様な要望に図書館としても応えるべきだとの判断から、24時間開館に踏み切る。
 自習室は、年末年始などの休館日を除いて開く予定。「仮眠室」となるのを防ぐため、ソファは置かない。京都大付属図書館は「毎晩のように徹夜で利用するなど無理をしないよう、健康管理をきちんとした上で使ってほしい」としている。

ちなみに、東北大の医学部図書館は昔から24時間。
医学部の脇に附属病院があり、医者は24時間体制で勤務。
緊急で調べ物をしないといけないのに、開いていないなんてシャレにならない。
きっとその流れで24時間なのかもしれない。
実際は、インターネットで最新の調べ物はほとんど用が足りているので、どうしても夜中に図書館で調べなければいけないということはほとんどない。
仮眠するときに、どうしても気になって古い海外雑誌の文献を調べたりするときなどは使うかも。
 
さて、大学図書館の24時間という流れがどんどん進んでいけば、大学の授業も夜間になっていくことも。
授業の多様化。
昔とちがって、今は、様々なバックグランドの学生が勉強をしている。
主婦の方だったり、昼間働いている会社員だったり。
先生も複数の大学にまたがって教えていたり、現役のサラリーマンが教えていたり。
大学院だと社会人対応している場合は夜間に開講していたりしているけれども、学部にもその流れがあってもいいはず。
大学も変わらなければ。
教える教養も単に黒板に書かれたものを書き写す時代は終わっていると思う。
先生の多様化を進めていけばいい。
夜、教室を使わないのは、大学にとって損。
社会人向けのセミナーでもいいし、高齢者向けでもいい。
シニア向けだったら、早朝がいいかな。お年寄りは早起きだから。
授業も24時間の時代に。
夜中にも授業?
もちろん教える相手は、地球の裏側。
そんな時代が既に来ている。