格安16GのSDHCカード MLCとSLCの違い

SDHCカード16Gが6000円を切っている。
なかには、5500円以下のものも。
最近は、価格コムで調べるよりも、価格コムに掲載していない直販店で探した方が安い場合もある。特に会員価格を提供しているサイト(ムラウチなど)は価格コムで掲載されている価格よりも安く提供されている。

ADATA Turbo SDHC Class6 (16GB) 永久保証 MLCチップ
http://kakaku.com/item/00521811278/
グリーンハウス GH-SDHC16G6M (16GB) 3年間保障 MLCチップ
http://kakaku.com/item/00521011198/
トランセンド TS16GSDHC6 (16GB) 永久保証
http://kakaku.com/item/00528111258/
トランセンド TS16GSDHC6-S5W (16GB) 永久保証 SLCチップ
http://kakaku.com/item/00528111245/
PQI SDHC QSDH6-16G(150倍速・PQI永久保証・SDHC クラス6)
http://kakaku.com/item/00526611331/
グッドメディア直販だと5480円
http://www.pc-goodmedia.jp/shopdetail/019006000024/order/
PNY SDHC 16GB(アメリカ生まれの確かな品質PNY!永久保証)CLASS 4
http://www.pc-goodmedia.jp/shopdetail/019006000020/order/
5799円

Class 6のカード :6MB/Sec以上の速度を保証
クラスは、最低速度を保証しているだけで、実際の転送スピード(書き込み)は10MB/Sec以上ないとつらい。
 

+MLCとSLCとの違い

MLCチップを採用したSDHCメモリーカード
MLC(マルチ・レベル・セル)チップを採用し、読み込み速度は毎秒10MB。
・高速転送を可能にするSLCチップを採用したSDHCメモリーカード
MLCに比べ、高速性、耐久性、省電力性に優れるSLC(シングル・レベル・セル)チップを採用。読み込み速度は毎秒20MB。

SLCの方が速くて、その分、高い。
また、NANDフラッシュの書き換え可能回数が違う。
NANDフラッシュ
1つのセルで1bitの記録を行なうSLC NANDフラッシュ(SLCはSingle Level Cellの略)
1つのセルに2bitの記録が可能なMLC NANDフラッシュ(MLCはMulti Level Cellの略)
MLCの方がバイト単価を抑えることができる。安い。巷で売られている格安の無名メーカ(ノーブランド)のものはほとんどこれ。信頼性や性能でSLCに劣る。
書き換え可能回数は、10万回程度が可能なSLCに対し、MLCは1万回程度とされる。
どうせ買うならSLCのものを選ぶべし。