人材紹介ビジネスの相場

近くの焼肉屋さんでアルバイトを募集していた。
夕方6時から12時 6時間 時給2000円 食事つき。
1日働くと12000円!
 
メシもついて、6時間働いて1万円以上。
仕事は確かに忙しそう。注文聞いたり、料理を運んで、レジ打ちしたり、料理の準備をしたり。
繁盛しているらしく、人手が足りないのが見える。
 
1週間のうち3日働けば、十分暮らしていけそう。
 
人材紹介ビジネスについて少し考えてみた。
人材紹介サイト、転職紹介サイトには、エンジャパンやリクナビ、いろいろ。
 
ある会社が求めている人材にマッチした人材を紹介、入社することで得られる報酬はどのくらいか。
調べてみると、紹介した人の年収の3割から4割が紹介マージン。いわゆるコンサルタント料。
つまり、
年収1000万円プレーヤーを紹介して入社すると、300万円から400万円が手数料として入る!すごい(@@)
平均年収500万円だと、一人当たり150万から300万。
完全報酬型。

 
もちろん入社した人が1ヶ月、あるいは3ヶ月以内に退社してしまった場合は、ミスマッチということで一部返金。
一番のカギは、すぐに辞めない有能で高く売れそうな人を見つけるところがポイント。
転職希望はおそらく若い人なら誰でも持っている。
また企業としては、20歳後半から30歳前半を欲しがる。
30歳後半になれば、その人の能力+人脈がポイント。
ニーズを掘り起こし、その人の能力を最大限生かせる職場を紹介。

企業は人なり。
年収の3割から4割近く人材獲得にコストを払う。
逆に考えれば、転職した人は、自分の年収の1.3倍から1.4倍の価値に見合う仕事をしなければ、会社から満足されない可能性がある。厳しい。
 
大手では難しいかもしれないけれど、時代は、強い個人は、会社と対個人契約をしていくのかもしれない。
会社としても、必要な期間だけ、その人と契約する形。紹介マージンを払わなくて済む。

自分で自分を売り込むことが出来る人材になれるか、人に紹介してもらう人材か ここも2極化になるのかも。
 
人に紹介してもらった方が、自分にあった仕事を紹介してもらえて安心する。そういう人もいるので、一概に2極化とは言えない。
 
学生がベンチャーサークルを立ち上げるのであれば、学生のネットワークを生かして、人材紹介から事業をはじめるといけるのでは。たしかあのリクルートもそうだったはず。
 

参考 thanks
http://e-labo.net
http://www.kandc.com/cxo/process.html