就職浪人のため留年する前にチャレンジできること 3次募集大学院

4年生大学卒業の就職活動が厳しい。
原因は不景気やグローバル採用などあるけれども、根本的には大学が増えてしまって、大学卒業生の増加に対して企業側の採用者数が追いついていないこと。
 
今日、知り合った大学4年生は、地方でもトップの国立大学ではあるけれども、2月の段階で、就職が決まっていない。
 
このままだと就職浪人のために留年するか、卒業して派遣かフリーターとして社会に出るしかないというところまで追い詰められていた。
今夜も夜行の高速バスで東京に行き、就職説明会に参加するとのこと。
 
個人的には、就職浪人するくらいであれば、大学院に進学することを勧めたい。
 
私立、国公立問わず、調べて見ると3次募集、4次募集をしている大学院がある。
定員割れしている大学院も多い。
中小企業の採用と4年生大学生とのマッチングの難しさもあるけれども、大学院側とのマッチング出来ていない点もある。
 
まずは、進学して、修士1年の段階で公務員試験を受けてもいい。大学院修士の卒業まで2年猶予が出来る。
 
3次募集、4次募集をしている大学院(修士)は、地方の国公立大学にチラホラある。
試験を受けるため、ある程度の勉強は必要ではあるが、3次募集や4次募集の段階の試験は、口頭試験と書類審査であることが多い。
口頭試験では、なぜこの大学院に進学したいかという質問に対して、大学院で研究したい内容をしっかりと答える必要と、ある程度の素養の質問だから、就職面接で鍛えられた人であればクリアできるのではないだろうか。また、書類審査も英語の資格(TOEIC)を聞かれる程度だ。

あきらめず、最後まで探して見るといい。

サクっと調べてみた結果をいくつかピックアップしてみる。
文系から理系へ転科もお勧め。
 
福島大学大学院
http://nyushi.adb.fukushima-u.ac.jp/yoko.html
平成23年度 共生システム理工学研究科(博士前期課程)学生募集要項(4次募集)
http://nyushi.adb.fukushima-u.ac.jp/pdf/yoko_pdf/h23/h23_riko_in_4.pdf
願書締切 平成 23 年 2 月 17日(木)(必着)
 
平成23年度 福島大学大学院人間発達文化研究科(修士課程)第3次学生募集要項
http://nyushi.adb.fukushima-u.ac.jp/pdf/yoko_pdf/h23/h23_ningen_in_3.pdf
出 願 期 間
平成23年2月21日(月)から2月24日(木)午後5時まで
 
東北大学大学院
平成23年度 生命科学研究科 博士課程前期2年の課程 第III期 募集要項
http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/exam/01.html
平成23年度入学者選抜III期(10名程度募集)について
生命科学研究科博士課程前期2年の課程では、下記日程で第III期入学者選抜試験を実施します。
 【日時】平成23年2月28日(月)
 【出願期間】平成23年2月1日(火)〜2月10日(木)
 
また、新設大学院も募集で定員割れしている場合、2次募集などの実施がある。
新設大学院
http://www.daigakuin.ne.jp/shinsetsu/
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2010/04/23/1260213_002_1.pdf
 
就職活動のために留年するよりかは、同じ授業料を払うなら、大学院に進学して知見を広めた方が、視野も広がり、知識も得、人脈も広がり、人間的に魅力になると思う。
多様な人材を採ろうとしている企業側の採用にとっても、他の就職受験生との差別化の一歩になるのは間違いない。
 
就職活動あきらめてなげやりになるよりも、3次募集、4次募集での大学院への進学へのチャレンジを薦めたい。
がんばって。