太陽光発電 ソーラー発電の想定外事故 火災火事メンテナンスビジネス

太陽光発電 ソーラー発電の想定外事故 
発火して火災 火事
メンテナンスビジネスの可能性
  
メンテナンスフリーと思われている太陽光発電
まったくもってそんなことはない。
世の中に壊れないものはない。
太陽光発電は思っている以上にメンテナンスがかかり、壊れる理由が5つある。
太陽光発電安全神話はあくまでも神話。
この世に絶対安全なものはない。
そして個人で運用するにはリスクが高いことをお話したい。
 
それに、積雪がある地域はメリットがない。日本はほとんどの国土が積雪する。
鹿児島は火山灰の積雪があるから普及しないのは当然。
太陽光エネルギーの発電事業は大規模発電で本業以外の事業がなければ採算が合わない。
10年で元が取れる、メンテナンス不要とか言われて騙される人が多いので注意喚起したい。
 
太陽光発電が壊れる5つの理由
1.雷
 もちろん直撃雷は一発でアウト 天災の場合は補償外。
 近くに避雷して誘導電流で壊れることがある。
 停電とは違う。
 誘導電流は、地面を伝わって逆潮流してCPUやダイオードを壊す。
 まさに想定外。
 誘導電流をシャットアウトするためにはアース接地を10m以上掘って銅板接地。
 ここまでする個人宅はない。
 雷で一発アウト。
 
2.劣化・サビ
 経年劣化。どんなものでも経年すれば劣化する。いつまでもピカピカな現役のソーラーパネルはない。
 必ず劣化する。
 10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナーの修理か交換が必要になる。
 7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換する。
 外して修理するので、人件費だけで軽く10万は飛ぶ。さらにに交換部品代やソーラーパネル代がかかる。
 積雪地方であれば雪が積もってたわむ。
 ソーラーセル(出力0.6V)の連結で大出力にしていく。連結部分のハンダや接続が外れていけば当然そこに電力が集中して破損・発火。
 海沿いだと当然サビる。
 沿岸部の車が5年持たない理由は、エンジン周りのサビ。油を差しても海風にさらされると乾燥して錆びていく。

3.破損
 積雪によってへこむ。たわんだりして、当然曲がれば、ソーラーパネルは壊れる。
 雪の重さは甘くみない方がいい。
 当然、雪が積もっていれば太陽発電はしない。
 雪を溶かすために電気を流せばいいがそのための電力消費が発電するよりもかかる。
 人間の手で雪かきするのが現実的。屋根の上だと難しい。
 雪かきのときに傷をつけてしまう。
 あと地震によってガタが来るのは当然。時々ネジの増し締めをしないといけない。
 
4.火事・火災・発火
 ソーラーセル接続部が破損して発火する。枯葉が積もったりしてそこに熱が溜まっていく。
 昼間は太陽光発電するので水で消化できない。感電する。
 消防士も火事の家がソーラーパネル設置しているか確認しなければ2次災害になってしまう。
 もちろん火事は、家全体に火が回る。
 近隣にソーラーパネルを設置している家があれば、火事の危険性についてしっかりと意見しておくといい。
 特に消防車が入れない密集地域だと太陽光パネルが原因で隣接地域が焼失する。
 発火の責任はメーカーは負わない。発火の可能性について契約書に明記していなければ施工者の責任でもない。(格安で実施する怪しい施工事業者はトンズラ)
 ソーラーパネルを設置した持ち主の責任になる。
 ソーラーパネルを設置した場合、火災保険で免責になっているかどうか確認した方がいい。
 
5.感電・漏電
 雨が降れば当然、天気も曇っているので、発電はしない。
 積雪したあとのお天気のときが漏電しやすい。
 ソーラーパネルの上は雪がなく、パネルの裏に水や雪がたまっているとき、このときに漏電は起きる。
 
 
もちろん地震津波で壊れる可能性があるのは他の発電と同じ。

ではどうするか。

定期的にメンテナンスが必要。
具体的には、サーモグラフィで熱がこもっていないかどうか裏面を調べる。断線していれば、そこの部分が熱くなり熱がこもる。
1枚ずつ調べることになる。
 
メンテナンスビジネスがこれから流行る可能性がある。
ビジネスチャンス
ソーラーパネルを屋根に設置しているところに営業だ。
ソーラーパネルを屋根につけている家は、それだけで情報収集力がない家。情弱。騙しやすいし信じやすい。
賢い家は、屋根にはつけず、メンテナンスがしやすいように地面に設置する。
こうした家に営業かけても笑われる。
大規模太陽光発電事業者は当然、地面に設置。
メンテナンスをしっかりして発電していく。個人にはできない事業。
 
「あなたの家の屋根にあるソーラーパネル、このままだと火事になりますよ。」
サーモグラフィで熱がこもって火事になった事例を見せれば一発。
太陽光発電ソーラーパネルのメンテナンスビジネスでがっちり。 
 
参考
http://anond.hatelabo.jp/20121208223959