百式の田口さんが「ひとりで作るネットサービス」を取材していて気をつけている6つのポイント

事前に準備すること

 1.グーグルで、話をする人のインタビューを検索
  具体的には、「○○○○ インタビュー」という語句で検索。(○○は相手の名前)
  当然、相手の名前がわかっていないといけないので、ニュースサイトで調べておく。

インタビュー中に気をつけること

 2.最初に、調べたことを言う。
   「事前にインタビュー内容を調べた」と言うことで、顔面パーンチ。
    (これって、インタビューされる側としては、嬉しいパンチですよね)(^^)
   次に、
   「あのインタビューでは、こう答えられたけれど・・」と聞いて=ボディパーンチ!
    (おっ、あの答えにすごく関心を持ってくれている!って相手は嬉しいはず)

 3.録音はしない 
   録音すると集中力が途切れるとのこと。
   そうなると、いい話で終わってしまう
   (表面だけの話になってしまうのがわかります)
   聞くのに時間がかかる
   (録音したのを再度聞くって、時間がかかりますよね)

質問の技術

 4.時系列で聞いて、変化を聞いて、理由を聞く
   人の生い立ち 生まれたところなど
   経緯とか
   そして、具体的に、「何が変わったんですか」「何がどう違うんですか」 そういう理由を聞いていく
   (5W3Hのツボだと感じました)

書くときの注意点

 5.一番重要なことは、聞いた順番で書かない

   メモをイチから書くと頭の悪い文章になる
   (この記事もイチから書いてしまっています 反省)

   スターウォーズ形式
     エピソード3からのように (笑)

   言葉からはじめる
   バックグランド チョロチョロ
   そして、終わり方はいろいろ

   (小説や映画のストーリーを書くような感じかなと思いました)

インタビューされる側として

 6.言った言葉=文章ではない

  インタビューの時は、カジュアルに話してしまう 
  「そうなんですよ」と答えたのを、そのまま文章にしてしまうと悪い人になってしまう
  文章にするときは丁寧に直して書くこと。
 
さすが、取材する側、される側の両方の立場からの話で、勉強になりました。
 
パソコンを持ち込んで、打ちながら取材するのはどうかと聞いたら、相手によるとのこと。
相手に失礼になる場合もあるし、ならない場合もあるのでなんともいえないとのこと。
 
これって、電子カルテでパソコンの画面を見て話す先生と患者の目を見てから打ち込む先生のパターンと似ているなぁと感じました。

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次は、イーモバイルの五十嵐さんから新機種PRを使った実践編「取材するときの質問はどう考えたらよいか - たきメモ たきぽんメモリアル」に続きます。

 
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