2016年の日本 オリンピック候補地東京に招致が決定したらどうなるか

ロサンジェルス大会から、オリンピックは、国際友好から儲かるビジネスに変遷した。
「儲かるビジネス」の主な源泉がテレビの放映権。
 
2016年オリンピックに東京がオリンピック候補地に立候補。
しかし、招致運動や市民側のムードは盛り上がっていないような感じがする。
 
2012年の夏季オリンピックはロンドン。
2012年候補都市 パリ、ロンドン、マドリード、ニューヨーク、モスクワの中から、ロンドンが決定。
 
オリンピック開催都市
 2000年 シドニー
 2002年 ソルト・レイク・シティ
 2004年 アテネ
 2006年 トリノ
 2008年 北京(予定)
 2010年 バンクーバー(予定)
 2012年 ロンドン(予定)
 2014年 ソチ(予定)
 2016年

2016年夏季五輪の招致候補都市
東京都、シカゴ(米国)、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)、プラハチェコ)の計7都市
 
2016年の東京を想像してみた。
東京は超高速インターネットのインフラが整備されているイメージ。
超高速無線LANで誰もが気軽に情報配信する時代。
会場に見に来た参加者が、携帯で撮影してインターネットに配信。
放映権ビジネスモデルが崩れて、儲かるビジネスにならないのでは。
 
実際、世界大会では、カメラ禁止ですよといっても、通じない。誰もがパシャパシャ。ビデオ撮影しまくり。日本語も通じないし、規則を守るという文化が通らないことも。
 
東京では、東京湾の広大な埋立地でオリンピック用の施設を新たに建設するらしい。
オリンピック終了後の維持管理費を考えると、あまりペイするとは思えない。
ワールドカップの二の舞になりそう。(地方のサッカー場では巨大赤字の源)
 
世界的な観点から見れば、オリンピックが途上国のインフラ整備につながる。
これからの国にこそオリンピックをきかっけに発展する機会を提供した方がいい。
そうした雰囲気で、なんとなく、リオに候補地が決まりそうな気がする。
 
東京に決まれば決まったで、それは面白いお祭りイベントになるので、楽しみではあるけれど。