父さん ありがとう

心のよりどころにしていた父の突然の死で、心がぽっかりと空いた。
言い知れぬこれからの不安と寂しさで、涙が出てくる。
 
クリスマスの日に葬儀。
突然の訃報に遠方からたくさんの人に参列していただいた。
感謝しきれない。
従業員の人たち、志を共にした仲間たちが、みんな涙で崩れていく。
目を真っ赤にした太鼓の子供たちが、父の前でおじいちゃんおじいちゃんと呼ぶ。
こんなにたくさんの人に慕われていた父を知らなかった。
 
また、弔電、香典、花輪、生花がどれだけ、家族の心を支えてくれたか。
本当にありがとうございます。
 
あらためて父がしてきたことを聞いたりすると、もっともっと話をしておきたかったと思った。
父の学生時代の親友、会社の仲間、上司、部下・・・。
知らなかった父の姿が見えてくる。 
 
 
父さんは、心から尊敬できる父、自慢の父さんです。
父さんの息子であることを誇りに思います。
父さん、ありがとう。
 
本当にありがとう。
 
もう一度会って、話がしたいよ。