父を失ってから学んだ家族を助ける3つのポイント

父を失ってから、こうすればよかった、あぁすればよかったと思ったこと。
家族を助けるポイント。

 
特に老夫婦だけで生活している場合、下記の3つは必須だと感じる。
 
1.緊急連絡訓練の実施
避難訓練と同様に緊急連絡訓練も必要
いざ何かあったときに、どこにどう連絡するか訓練が必要
まさかのときのための訓練。
電話のワンボタン登録もしておくこと
 
父が倒れたとき、しばらく、母は腰が抜けて錯乱状態に
手が震えて電話できず。
やっと近くに離れている親戚に電話。
そして、直接、隣近所に助けを呼びに飛び出した
 →1分1秒を争うときなのに、時間のロス
 

2.気道確保、心肺蘇生の方法を学ぶ
日赤の講習会へ夫婦で参加しておく
気道を確保して、心肺蘇生をしていれば、一命を取り止めることができる
あわわと、どうしたらよいか真っ白になってしまう前に、命を救う方法があることを知る。
隣近所の人を呼ぶ時間があれば、すぐに心肺蘇生と気道確保が大事。
家族で学ぶとよい。
 

3.電話の前の掲示
電話の前に大きく太字マジックで掲示しておくこと。
1.家の住所と電話番号・携帯電話番号
2.家族(子供)の緊急連絡先(携帯電話)
3.隣の家の人の電話番号
4.救急車119
 
自宅の住所は、本人しかわからない。
隣近所の人が来て、救急車を手配する際にも住所は必要。
また、連絡先に携帯電話や自宅の電話番号も電話の前に貼っておくとよい。
家族の連絡先も何かあったときの連絡のために。
 
ぼくの場合、家の近所の人たちは子供たちの連絡先がわからず、母の携帯電話の電話帳から探したとのこと。
マジックで誰もがわかるように掲示しておくといい。

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緊急のときほど慌てる。
父を失った経験から学んだことを他のみんなに役立ててほしい。
切に願う