インターネットビジネスの儲け方講座

ちきりんさんの記事 儲け方講座 (おちゃらけ編)
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100610
非常に興味深い内容。
いかにお客さまのことを考えないかがポイントだなと感じました。
お客様のことを考えていたら儲からない。
お客様に不便になるように、あるいは、いかにわからないように損をさせて自社に得にさせるか。
1.できるだけ返させない
2.できるだけ使わせない
3.使ってない時にも払わせる
インターネットビジネスの場合は、これに追加して、
4.解約させにくくする
一度使わせたら、いかに解約させにくくするかがポイントかなと。
ひどい話です。
レンタルサーバがいい例
申し込み時にレンタルサーバ解約方法を明記していないところが多い。
良心的なところだと解約ボタンがあってボタンを押すことで解約できたりするのだが、ひどいところは解約方法を明記せず、カード決済で自動更新されて解約できなくなっている。しかも、月額費用を勝手に値上げするところも。(リンククラブ
さらに、解約申し込みは3ヶ月前なんてところもある。(つまり解約申し込みしても3ヶ月分は取られるということ)
GMO お名前サーバの場合
GMOのサービスは解約の手間が大変。
申し込みはワンクリックでできるのに、解約方法は、平日の電話対応だったり、メールでの対応。
・ヤフーのレンタルサーバ
ヤフーのレンタルサーバも同様。解約方法はメールで申請する方法。
申し込みする前に必ず解約方法を確認することをお勧めしたい。
(解約違約金の有無も)
 
レンタルサーバではなく、ブログだと楽天ブログ(楽天日記)の解約もかなりハードルが高い。
解約するのにかなり手間がかかる。
 
以上よりわかったことは、インターネットビジネスでの基本は間口を広くして、いかにも簡単と思わせて申し込みさせ、解約するとなると、ハードルを高く高くして、あきらめさせるか、先延ばしにして、十分うまみを確保してから解約させる。
しかも1年自動更新とかにして、解約時はちょうど1年後のときにしか解約できないようにして、途中解約は解約違約金をたくさんとる。
 
去るお客さんのことは考えず、むしり取ることだけを考える。
これが基本らしい。非常に残念な話。
 
法律でインターネットでの申し込みには、解約方法を明記させるようにしたらよいのにと思います。