世界で最も成功したスポーツビジネスに学ぶ21 世紀型ビジネス戦略と

takipon2007-04-19

これを聴かなければ米国コンテンツ産業に叩き潰される セミナーメモ

http://eventnavi.jp/modules/piCal/index.php?smode=Daily&action=View&event_id=0000000022&caldate=2007-4-13

これを聴かなければ米国コンテンツ産業に叩つぶされる!
∼世界で最も成功したスポーツビジネスに学ぶ21 世紀型ビジネス戦略とは?∼き」.
講師:山田 晋三 氏.
(株式会社エスイーエス 取締役・アメリカンフットボールU19日本代表監督)

以下 メモ


CIAJ
これを聴かなければ米国コンテンツ産業に叩き潰される
山田晋三氏
S48年 栃木県生まれ 33歳 関西学院大学 アメフト1位 
アサヒ飲料 スーパーボール優勝
XFL 日本人初のプロ

今日は動画はなしで 確実にオーバーするのでw

考え方を理解するのは重要
XFL プロアメリカンフットボール
NTTで働いていた NTT西日本で働いていた

プロに行くきっかけ
説得するに時間がかかった
会社辞めて単身アメリカに

WWE プロレス ショーアップされた団体が作ったリーグ
NBCと共同

NFL抵抗勢力としてXFL誕生 一年でつぶれた
なぜつぶれていったか

プロスポーツ
スポーツビジネスとはこういうものなんだ

このあといろんなリーグにいった
つぶれたところまで見た

つぶれた一般的な原因
NFLとの敵対関係 ビンスマクマホン 
メディアとのリレーションが悪化
ESPN スポーツ専属番組で扱われなくなった
 = スポーツじゃない

グーグルにのらなかったら存在しないのと同じ
NFLの力が強い
ファン獲得機会の損失
視聴率をギャランティするのが難しい
視聴率5%以下だったら、スポンサー要りませんとか

WWE 株価が恐ろしく下落
スポーツを完全にビジネスにする国
コンテンツのひとつ

映画と一緒 売れない お客さん来ないとわかったらやめましょ

日本
せっかくやるならつづけようという考え
そうじゃない

Q1 XFLで感じた疑問
給料が一律 全員同じ
プロリーグで同じ 1試合 5000ドル(1試合60万)
勝ったら8万4000円
差がない 全員が一緒
どの会場に行っても、プロレスラーが出てきて演出
わざわざ同じにしている
演出がどの会場でも同じ 

試合運営がTV主導で動く
審判待て はいいいよ コマーシャルが終わるまで待っている
やたらと間延び コマーシャルタイムアウト
かなりテレビ主導
 
練習時のアパレル
いつも着ている以外のスウェット 違うズボン ナイキ
えらい怒られた すぐ着替えて来い

チャンピオンというスポンサー リーグ全体と契約
なんなんだ これは

サッカー 代表 アディダス着ている 今なら当然のように思うかもしれないが
最初はわからなかった

NFLのスポーツビジネスに興味を持った

Q2
なぜ30秒CMに3億円以上払うのか 一枠 スーパーボール

バドワイザー 10枠買っている 30億円 CM流すだけで
それでもモトは取れている

Q3
なぜひとりの日本人投手獲得に総額120億円もの金を払うのか

100億円もの投資効果があるのか?


===
NFLとは
米国のプロアメリカンフットボールリーグの略
national football league

NFL フットボール
MLB ベースボール
NBA バスケ
NHL ホッケー

全部ずれていく 決勝戦がかぶらないように 年間で組んでいる

NFL 9月
ベースボール 4月から9月
視聴率を奪い合わない

米国で最も人気の高いスポーツリーグ
MLB
どちらかというとバスケの方が

MLB ヤンキースとか特定のチームが人気ある

NFL 全部のチームが人気ある

NFL勝戦 たったの1試合 米国
スーパーサンデー どのお店も基本的にお休み
スポーツバー以外

NFLチームの価値
なぜすごいのか
資産価値 平均資産価値 987億8000万円 フォーブス
ワシントン レッドスキン
1565億3000万円
NFL オーナーになるには個人じゃないと出来ない
ソフトバンクの球団買収額 50億 興行権150億

MLB 400億くらい
NBA 200億くらい

NFLそれだけ価値が高い

スーパーボール
NFL勝戦 平均視聴率 42.6%
ほとんど全員が見ないといけない
9320万人が視聴
前後の番組にも好影響 後の番組も視聴率が高い
スーパーサンデー お店閉店
各社激しいCM合戦 おもしろいCMあてよう
バドワイザー 新しいCM
42.6%とれる番組はない
視聴率 
CM合戦への注目度 すぐにYoutubeに流れる こんな面白いな
ユーモア ジョークに富んだCM
費用対効果に見合う 
スーパーボールだけにCM 一発

アップル社 一発だけ
一気に知名度があがった

放映権
テレビ会社がリーグに放映させてください いいですよという権利
NFL ダントツ 天文学的な数字
3720億円(2006-2011 2兆円) 16試合だけ

NFL メディア吊り上げる戦略がうまい

日本 参考資料
巨人戦 1試合1億円 視聴率が下がっている 1億円の価値が下がっている
 巨人戦を減らしてきた 
  延長しないとか

延長時間 思いっきりゴールデン番組

1試合数十万から1千万円くらい

パリーグ セパ交流戦 いかに巨人と出来るか
日本シリーズ 巨人が出てきたらよかった

今はそういう価値もなくなってきている
仮に巨人1試合1億円で150試合 年間150億
 
Jリーグ 全試合 年間50億円
オリンピックは
米国向け1080億円 日本向け198億円(JC)

いかにNFLの放映権料が高いか

==
4大リーグ

平均年棒
先ほどの放映権料と比べて3位
MLB 3億
NBA 6億
NHL 1.53億
NFL 1.68億

リーグ数 全部同じ 30 30 30 32

4大スポーツの場所
 ほとんど同じ町

わかりやすい
チーム数 放映権の比較してみると給料安い?

なぜこうなっているか
ビジネスモデル
 
中央集権型モデル
 シングルエンティティ 
 
1.リーグが一括でいろんなことをやっていく
巨人軍が一括してやるのではなく、リーグ全体で
1.権利の一括管理 放映権
 チームが勝手に契約しない

2.独占権利付与による価値向上
3.徹底したイコールコンディション(同条件)


1.権利のリーグ一括管理
映像(放映権)
 セリーグはあんたのところ
写真
 リーグが一括 フォトエージェンシー 買いたい人はリーグから買って下さい
マーチャンダイジング
 リーグがロゴを張って
 ユニフォームを着ての
肖像権(選手会が実質運営)
 ゲーム 売れたところの何パーセントを買う
 勝手に松井ヒデキという名前を使わせない

2.独占権利付与による価値向上
4社が独占
CBS AFCというパリーグみたいなもの 放映権 日曜日の特定の時間帯12時から6時(西海岸)
NBC 日曜日の夜の試合 夜6時から
FOX 月曜日の夜
ESPN

どこもかぶらない バッティングしない
一番うまくコマーシャルが打てて
日曜日はテレビの前から離れられないという状態にさせる
フットボールウイドー ご主人が日曜日家から離れられない これだけ価値向上
テレビ局にとってメリットのあるプログラムを作れるか
その時間帯 一気にユーザー
視聴率10%確実に超える
1週間に1試合しかない 
前後の番組 影響ある
価値があるのかわからないが、ユーザーをテレビ局に集められる
テレビ番組100チャンネル以上ある
 そこでいろんなことを仕掛けることができる

うまくやっている
地域によって放映するカードを変えている
地域によって見れる番組が違う

多彩なスポンサーシッププラン
サイドライン アパレル リーボック以外着てはいけない 5000ドルの罰金
 テレビ映ったときにフットボールをしているときに リーボック以外ダメ
靴だけはナイキだけ許してくれとあるが、ロゴを隠せ 
どんなことがあっても、リーボック映る WINWIN
他いりません 一気に価値をあげることができる

ヘッドセット 上から指令
絶対モトローラ 大きい字 ヘッドコーチがよく映る

テレビ番組がコマーシャル機会

ドリンク 絶対ゲータレード

サイドライン 絶対あなた 絶対あなた 全チーム やらす 確実にゲータレード
ニュースでもロゴが映る

ずいぶん独占権を付与することで多額
プレ ハーフ ポスト
ゲーム始まる前の番組
ハーフタイムショー プレゼンテッド バイ どこそこ
リーグ主導だから出来る チーム主導だと難しい

3.徹底したイコールコンディション
サラリーキャップ制度の確立
給料の上限 ひとりの上限ではない 全体の上限
放映権料 入ってきたら 32等分
給料の原資 そこから給料を払え そこを超えてはいけない
100億 
 日本ではなかなかそういう発想にならない

スター選手なかなかおけない
給料に見合うか 費用対効果 若くて給料が安くそこそこいける リーグの価値があがれば原資があがる

リーグ
チームはリーグの配分を考えるだけでいい
どう配分するか 
スター選手とのバランス すぐに上限
優勝したら人を放出しないといけないというジレンマ

優勝したチームのクォーターバックが解雇 
チームによって格差がないように

MLBは自由競争

NFLの場合は同条件で戦いましょう 上限は同じ
ドラフト制度
 同条件で戦う 

全年度最下位チームから

 日本ではこういう発想にならない
優勝チームは最後から

自動的に決まってしまう
あきらかに優勝できない 
ファン わざと負けろ ドラフト権利1位に 半分冗談

スケジュール タフ
最初の前半 めちゃくちゃ強いチームと戦わせる
ずーと
全部4勝4敗
ほとんど最後の週で決まる
毎試合 どっちが勝つかわからない

映画
NFL気分サンデー
誰でも与えられるサンデー どっちが勝つかわからない
一機に選手が変わる

リーグ収入が飛躍的に向上
 対スポンサーシップ 
チームはチケット制
地元のチケットを売るだけ
 ほとんど売り切れ 8試合だけ考えればいい

地元の密着 徹底的

勢力の均衡化

見ている側 今年こそ 今年こそ 最後の週まで思える
人気の秘訣

選手側 NFL
スター選手いるところはいきたくない サラリーキャップ

どうしても巨人行きたい 高校で
日本 チームによって格差が大きすぎるから

チーム価値向上からリーグ価値向上へ

徹底したリーグのブランド維持
・ブラックアウト
72時間前までにあるチケットが完売しなかった場合、
真っ暗 テレビ壊れたかな?
ブラックアウトのため放映しません
なんじゃらほい
72時間前に完売していなかった場合、テレビやりませんよという
見るためには試合会場に行ける 試合に行けということ 満員しろ
ガラガラ席があるとイメージが下がる

チームの責任 地元の放映されないじゃないか
ほとんどの場合、5% ブラックアウト 
どれも満員 そうじゃないとNFL放映権の価値が下がる

最大のライバル企業
ディズニーランド

それだけブランド価値を下げたくない
日曜日 お昼に ディズニーに行くか テレビを見るか
究極のエンターテイメント 明言

NFLとMLBの比較

赤字チームが大半

NYヤンキース
ボストンソックス
が勝てるチーム

competive balance 贅沢税 リーグ
選手側 反対 自分たちの給料が下がる ストおこるかどうか

17.5%で折り合い ヤンキースは払い続ける

NFL 全チーム 黒字
MLB 赤字チームが大半 お金を払い続けないといけない


なぜ
チームが放映権を持っている
松坂選手が来ることで 放映権高く売れる
ヤンキース
ポスティング制
伸び盛り 日本メディア来る 
日本で流れる 長期的 包括的に考えたときに費用対効果に見合うと考えた


日本プロ野球
イコールコンディション化の遅れ
チーム間格差が大きい 黒字経営の困難
企業スポンサーの依存度
労使協定の不整備
ドラフト制度の不整備

社会人企業スポーツの限界点

Jリーグ 川口さん オーナー全員連れてスーパーボールを見せている このモデルを見せたい
読売軍を特別なことさせなかった
リーグ主導でやらせる

長期的な発展が難しい
インターネットを活用したビジネスの可能性拡大
通信環境が整っている

ブログを書いている 日本人多い

リーグが主導で構築してブランディングさせないといけない

XFL
給料が一律なのは、新興リーグ お金の財政基盤を整える
 ひとつのヒント

21世紀型スポーツビジネスのキーワード
1.WINWIN 共存共栄
2.ロングテール
3.強いリーダーシップ

シンシナティベンガルズのビデオコミュニティ
 毎週ホームゲーム 人気の動画が流れる

一番は強いリーダーシップ
 Jリーグ川口さんのように


==========
以上 
自分用すっぴんメモ

雑メモですいません。