高齢者用50音配列キーボードがついたPDAが欲しい。

高齢者のためのパソコン教室を見学。
 
そろそろ年賀状の季節
 
高齢者・アクティブシニアの人たちが、今年の年賀状はデジタルカメラ(デジカメ)で撮影した画像を貼り付けて送りたい。そんなニーズがある。
 
ところが、パソコン教室では、相変わらず、ワードやエクセルの使い方を教えている。
今回のシニア向けパソコン教室のテーマは、「ブログで情報を発信しよう」。
 
いきなり高齢者の人たちにローマ字入力やカナ入力を覚えさせようとしても、おそらく無理。
これは、中高生にとっても同じ。
中学生や高校生は、携帯で文字を打つのは早いけれども、キーボードでは打てない。
学校でも、ブラインドタッチの訓練をしていない。
家にパソコンがある家庭とない家庭での情報活用格差は広がるばかり。
 
キーボードに関しては、高齢者も同じ。体で覚えるのは大変。
見てみたら、人差し指で、キーボードの字を探しながら、チョンと打っている。
ゆっくりと。
探しているのに手間取っていた。
 
日本のメーカーは、日本語という壁で国内シェアが守られている。
高齢者は資金に余裕のある人たちが多い。
いいもの、便利なものには、お金を惜しまない。
そこで、製品開発で、ぜひメーカーに考えてもらいたいのは、キーボードの50音配置について。
  
・50音配列あいうえお順のキーボードがついたem-one
 
どこでも持ち運べて、いつでもインターネット。
大型液晶テレビに映し出せる出力機能もあれば便利。
これは売れるはず!
 
パソコンは敬遠されるけれども、常時インターネットにつながったままのPDAがいい。
操作もシンプル。
必要な機能が絞りこまれている。
印刷は、USB接続か無線LANでプリンタに接続。
バッテリーも長持ちできたらいい。
 
 
ん?なんか100ドルパソコンみたい。
途上国向けのパソコンは、もしかしたら、日本の情報弱者向けのパソコンと共通しているところが多いのでは。