はてな不動産 不動産業界の賃貸オークションと競売オークション

もしも不動産を購入するなら競売物件がいいのではと思いつつあるこのごろ。
ふと思った。アイデアというより提案。
不動産業界はIT利用が遅れている業界のひとつ。
先日、知らない街に行ったとき、商店街にはやたらと不動産屋さんが目に付いた。
少し歩けばすぐに不動産屋。まるでどこかの歯医者モール。(@@)
シャッター商店街ならぬ不動産屋商店街。
なんでこんなに多いのか。規制に守られている(縛られている)業界のひとつ。
不動産ほどネットに融合しやすい業界はないのでは。
特に地図・GISを活用する場としては最適。
借りたい人、貸したい人がマッチング。
賃貸アパートに特化した賃貸オークションがあっても面白い。
借りたい人は安く、貸したい人は高く。お互いのニーズがマッチングしやすい。
この期間ならこの価格で貸しますなんてことも可能だ。
 
それに、保証人制度なんて、本当にいるのだろうか。
京都の家 - jkondoのはてなブログ
日本には戦時中、残されたお嫁さんの住まいを保護するということから、借家人の権利が保護された経緯がある。
いまもって、一度住んだら、家賃も払わず住み続ける権利が確保されている。貸主なみだ目。
そのため、保証人という家賃を払わない(払えない)人から代わりに払ってくれる後見人をつけるしくみがある。
これで、借家人から家賃がもらえなかったら保証人に請求する。
この保証人というのがややこしい。誰でもいいわけではないのがミソ。
留学生や海外からやってくる旅行者のために保証人になろうとしても無理。僕みたいな無収入の学生では保証人にはなれない。
この保証人制度、海外から来る外国人にとって大きな壁。旅行してちょっと長く住んでみてもいいかなと思ってアパートを探したら、保証人つけろだとか言われる。海外にはそんな制度はない。
昔、パリに旅行したときアパートを借りた。ホテルに住むよりも安いから。
日本のこういった規制にしばられた隙間ビジネスが、レオパレスといった会員制のプレハブビジネスにつながっていく。
家賃が払えなければカード決済させればいい話。最初からクレジットカードの自動支払いで受け付けるようにして、決済できなくなったら、家のカギを電子キーでストップするしくみにすればいい。
(勝手にカギの交換をするのは違法だけど、使えなくなるのは違法ではない)
また、荷物を運び出すための貸主用引越し保険なんてのもあってもいい。
不動産を購入する際の手数料は、
購入費3%+6万円というのが業界標準。(中には手数料半額の業者もある)
高すぎ。不動産屋が儲かる理由。不動産屋がつぶれたという話はあまり聞かない。閉店セールなんてのもない。
海外に目を向けると不動産売買は、個人で売買する人が多い。
街の不動産屋さんにあるのは、お城のような家ばかり。ケタが違う。
アパートの売買も誰にでも売るのではなく、治安上のこともあるから、売主は相手をよく見る。
マフィアに売ってしまうと、そのあたり一帯が麻薬危険地域に。地価も下がる。 
日本の特徴として、アパートを持っている富裕層にはお年寄りが多い。
パソコンを使わない世代。変化を好まない世代。
なので、不動産業界にIT活用が進まない理由なのかもしれない。
 
日本の裁判所の競売
ホーム | BIT 不動産競売物件情報サイト
ただし、この競売。一発開札なので、ふたをあけないと誰が一番高く落札したのかわからない。
日本の閉鎖性・秘密主義そのもの。
最近は個人で取得している人も増えている。
競売こそ透明性を持って公開オークションにしたらいいのに。
 
はてな不動産オークションの提案
競売で購入した物件を自前でオークションにかけてしまう。
まずは京都からどうだろう。
http://bit.sikkou.jp/servlet/xxw.XxWServlet?O_court_cd=33211&PAGEID=XxW04_jp_0110&ACTION=start