起業に失敗した人、事業に失敗した人はどこに行くのか

つい先日、とある社長と偶然に出会った。
場所は、宴会場。
料理のサーブをしていた。
ビジネスプランコンテストの懇親会パーティーというのも偶然なのだろうか。
ホテルのスタッフと話をするのもどうかとも思ったのだけれども、あまりの懐かしさと向こうからも話しかけてきてくれたので、昔話に花が咲いた。
事業に失敗し、ちょっとの借金?(本当はかなりのような・・)を背負ったけれども、再起をかけてお金を貯めているとのこと。
家族はバラバラにならずに済んで、奥さんも働いているらしい。
彼は、派遣をダブルヘッダー、夜は夜勤ありの警備をしているとのこと。
3日に一度夜勤 休憩3時間あり。
ホテルのレストラン関係は食事がつくし、宴会料理の残り物を箱詰めして、こっそり家族へ持ち帰れるのが魅力。(本当はいけないらしいけど)
なんだか涙ぐましい生活をしている。
昔から同じ笑顔で頑張っている彼を見ると、派遣村で並んでいた若い人たちとどうしても比べてしまう。
何が違うんだろうか。

事業に一度失敗して、這い上がろうとする人にこそ、再チャレンジ生活保護制度があってもよいのではと思ってしまった。

体が資本。お互いに健康だけには注意したいね。そう言って別れた。