振り込み詐欺被害防止 調査能力DNAを開花させる方法

さて、もとの命題
振り込み詐欺の被害がなぜなくならないか 調査能力DNA
http://d.hatena.ne.jp/takipon/20130403
に戻りましょう。
 
情報弱者ほどお金を使い、騙されやすく、コスト削減の方法がわからないことがわかります。
 
お金に余裕がないのに、無駄なお金を払い続けていく。

その理由を考えてみました。
1.情報検索をしない
こういう人はパソコン端末を使っていない人に多く、言われたまま契約するような人が多いです。
友人の勧めで契約したといって、実はその友人は単に電話営業かけてきた人だったなんてオチもあります。
 
2.人を疑わない
人を疑うことが出来ない。
生まれも育ちも安全カプセル環境で過ごすとそうなる人が多い。
本当に根がいい、どんな人でも信じるいい人に多いです。
 
3.情報を疑わない
 調べる習慣がない。
その情報は確かな情報なのか、釣りなのか、まったく調べようとしません。
ネットにある情報はすべて正しいと思っている人に多いです。
特徴なのは、感情的に激しく、原発事故のあとの放射能や中国のPM報道で、誤解のある情報を鵜呑みにする人が多いです。
環境問題に異常に反応し、感覚として女性に多いように感じます。
 
4.情報検索が弱い
検索しても最適キーワードが出てこない
おそらく情報検索するための語句、語彙力が少なく、キーワードが浮かんでこないのかもしれません。
 
5.情報検索する時間がない
時間がないという言い訳が好きな人に多いです。
 
6.自分でする習慣がない
すべて人任せ
洋服も食事も自分で決めず、周囲に聴いて判断する。
なので、自分で調べることが出来ない人です。
 
以上から、振り込み詐欺に引っかかりやすい人は、
パソコンを扱う能力に弱い
女性
高齢者
一人暮らし
というターゲット層が見えてきます。
こうした人達に情報検索する調査能力DNAを開花させることで、被害防止に務めることが出来ます。
具体的には、グループ、コミュニティ形成、1人にはさせない、一緒に学ぶ、調べるクセをつけさせる。という訓練あるいは教育です。
単に振り込み注意を促しても結果は変わりません。
なぜならすぐに人を信じてしまう、情報を鵜呑みにしてしまう、疑うことをしない人たちなのですから。
 
大きなポイントは身近な人がそばで実際にやっているところを見せて教えることが一番の被害防止になります。