テレビの本当の視聴率とmixiへの新規事業提案

テレビCMを見なくなった。
最近どんなCMが流れているのかもわからない。
 
ハードディスクでザッピング。
CMスキップして、見たいものだけ。2倍速。
 
番組のスポンサーはそのことをわかっていて、番組のスポンサー料を払っているのだろうか。
テレビ局のビジネスモデルは、崩壊してきている。
テレビ局の営業が、ビデオリサーチ社が調査した世帯視聴率の結果を元にスポンサーに売り込み。
去年のこの時期はこのくらいの視聴率だったので、この時期の15秒CMはいくらくらいなりますと営業。
1年前の同じシーズンで、番組の視聴率を足し上げていく。
積み上げていって、例えば、500%分だとする。
1% 10万円 500%だと5000万円
通常、1%いくらと決まっている。積み上げ方式。
世帯視聴率の算出方法は、ブラックボックス
96年までは日記形式。世帯の人がその日、どんな番組を見たかを記帳して提出。
日記形式だと精度が低い。
それで、97年から機械式に。
その機械は、お父さんが見ているのかお母さんが見ているのかをボタンを押して誰が見ているかどの番組を見ているかを把握。
しかし、その機械方式も怪しくなってきている。
その時間帯に見ているものが、リアルタイムで放映されている番組とは限らない。
ハードディスクレコーダーの家庭普及率は10%を超えている。
2010年には40%を超えると言われている。
テレビの前にいて番組を見ていても、実際に見ているのは、ハードディスクレコーダの録画番組なんてことも。
しかもCMをスキップして見ていたり。

本当のところはわからない。
しかし、テレビ局は、テレビ視聴率が落ちているとは、口が裂けても言えない。
ビジネスモデルの根幹が揺らぐから。しかし、本当は下がっている。
すべてインターネットにとられている。
それに、ながら視聴が増えている。誰もCMを見ていない。
CMが始まると携帯でメールチェックしたり、パソコンでインターネット。
 
テレビ局の視聴率を根拠にしたビジネスモデルは崩れている。
では、何を根拠にして、スポンサーが納得するスポンサー料を決めることが出来るか。
 
翌日のブログ、きざし指数で計ることができる。
ビデオリサーチならぬブログサーチ。
放映翌日から3日間の間、番組に関する記事が、本当の視聴率に変わる視聴者数になる。
それを元にスポンサー料を決める。成功報酬型。
過去に日本テレビの視聴率不正操作があったように、やらせブログが出るかもしれない。
誰でも簡単に作れるブログならありそう。
しかし、ここはmixiの中の記事に限定することで、ある程度フィルタリングをかけることが出来る。
mixiであれば、ひとりひとつしか持てない(はず)。
F1層M2層といった男女別の世代も把握することが出来る。
mixiがテレビ局に、いやスポンサーを通じてテレビ局に売り込みをしていけば、テレビ局のビジネスモデルが変わる。
ビデオリサーチ社からmixiリサーチに移る可能性も。
mixiに新規事業の提案したい。もうすでにやっているかもしれないけど。
おそらくこの流れが、テレビ局の番組インターネット配信に弾みがつくと思う。