Sparknotes.com スパークノーツに見るアメリカの高校生と日本の授業

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アメリカの高校生の必須サイト Sparknotes.com

スパークノーツ
http://Sparknotes.com
学習ガイド
 
ハーバードの学生が起業して作ったサイト。
このサイトを見ていれば、アメリカの教育事情が見えてくる。
日本もこれから教育系のネットサイトが流行っていく。

宿題もすべてここでゲット。
読まなければいけない書籍も短くして要約。
 
アメリカの高校は、特に私立高校は、設備がしっかりしている。
常にネットにつながって、一人1端末。
授業でわからないことはすぐにネットで調べる。
授業中は、ずっと携帯とパソコンに接続中。
先生はインターネットに負けない魅力的な授業をしていかないと生徒から相手にされない。
つまらなければ、生徒は、パソコン、携帯端末で、チャットや掲示板書き込みなど、授業中にしまくっている。
 
一方、日本の高校はどうだろうか。
昔は教科書を立てて、弁当を食べていたのが、今じゃ、教科書を立てて、携帯チャット。
携帯禁止といいつつ、みんなこっそり携帯。占いからゲーム。授業に魅力がなければ、生徒は携帯に向かう。
携帯サイトに負けない授業を先生はしていかないとこれからは大変。
単に、黒板に板書したものをノートに写す時代は終わり。
デジカメでパシャッと撮影して終わる。
 
これは、日本の大学の授業も同じ。特に、大教室でのマスプロ授業だと顕著。
まじめにノートを取っているのは、一番前に席に座っている生徒くらい。
出席カードをもらったら、寝ているか、携帯を取り出す。パチパチ、チョピッパッ。
黒板は望遠カメラでズームして撮影して終わり。
先生も大変な時代。
進んでいる大学は、各席にパソコン用電源を用意していて、先生もパソコンを使いながら説明。
単にパワーポイントでのプレゼンじゃなく、実際にネットに接続しながら、最新の技術知識などを紹介。動画も活用。
 
大学・高校側の課題と対策メモ
大学全入時代AO入試などで優秀な生徒は秋の時点で決まっていく。
国公立大学もその流れになっていく。
少人数教育重視へ。議論系に。いわゆるゼミ形式重視へ。
施設:学内は無線LANでどこでもフリーエリア。インターネット接続。
設備:電源の確保。各机1個ずつ。
研究から実務へ。企業・NPOインターンなど、成長機会の創出。体験学習の充実。
学生からの評価。先生の競争原理導入。数値目標と評価。インセンティブ
学長よりも高い給料をもらう先生。先生の契約社員化。単位毎の授業料徴収。
ブランディング。海外の大学との提携と競争。能力別クラス。
 
先生側の課題と対策メモ
携帯コンテンツに負けない授業。
動画の活用、議論、ワークショップ形式の導入。
先生自身もパソコン、携帯を使いこなさないといけない。ITリテラシー
英語による授業。留学生の増加。
自己評価の数値化。学生満足度。授業前と授業後の費用対効果。
生徒の質による教え方の変化。