ブログのコメント覧における炎上対策(ネットにおける退避方法)

ブログのコメント覧における炎上対策(ネットにおける退避方法)

知り合いのブログのコメント覧が炎上。その相談。
人には時として間違いを起こすこともあります。
記事の内容が不快な思いをさせてしまうこともあります。
自分なりに相談されて回答した内容を自戒を込めて紹介。


すぐにしてはいけないこと
× 言い訳・謝罪
× コメント覧を閉じること
× 記事を削除
× ブログを閉鎖

1.すぐに言い訳・謝罪をしてはいけない
言い訳・謝罪をすることで、より炎上を強めることになります。(燃料投下)
いくら酒に酔った勢いで書いたとは言え、一般に公開される場(公の場)で誰でも見られるところに書いたものは消せません。
謝罪をするような内容だったら、最初から書かなければよかったこと。
匿名の顔の見えない世界では、いじめに近い形で弱者(この場では謝罪した人)を貶めることに喜びを感じるメシウマな人がいます。彼ら(彼女ら)は、常にエサを求めているので、次に移りやすいのが特徴。
言い訳・謝罪=燃料なので、あえてここはスルーを。
2.コメント覧
コメント覧を閉じることは一番楽な方法ですが、おそらくシステム上、その記事だけコメント欄を閉じることは難しいかと思います。
この先もずっとコメント覧が不要なのであれば、閉じる方法も選択肢の一つですが、根本的な解決にはなりません。
3.記事を削除
手っ取り早く対処してしまう方法がこの方法。
記事を削除しても、転載されてしまったりしていればあまり意味なし。
4.ブログ閉鎖
ブログ閉鎖も同様、根本的な解決にはなりません。


A.すぐにすること。
1.グーグルやヤフーから検索されないようにボット対策
2.ブログをどんどん更新して、該当の記事を過去ログへ
3.アクセス解析を入れること(google analyticsなど)
4.WEB魚拓に掲載されていれば、削除依頼をすること
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1.ボット対策
ボット対策は重要。
失敗した記事が検索上位に来てしまった場合、そのブログの評判を下げることになります。
その記事だけに対して、検索ロボットがアクセスできないように。(.htaccessではじく)
(その記事だけというのが重要)

2.ブログ更新
華麗にスルーしてブログを更新していく。
いじめと同じ。スルーされれば、いじめっ子もあきらめるように、何事もなかったようにスルーして、どんどん違う記事を追加していきましょう。

3.アクセス解析
いつどこのサイトから該当記事にたどり着いているかを調査するためアクセス解析を入れます。
アクセス解析はいろいろありますが、おすすめはgoogle analytics

4.WEB魚拓
WEB魚拓に張られてしまった場合は、検索して削除依頼をしましょう。

 
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B.1週間後
5.記事を見直す
6.アクセス拒否
7.著作権侵害

5.記事を見直す
反省して、記事を見直しましょう。
てにをはを直したり、強い調子で書いてしまっていたら、やわらかく修正したり。
読んだ人が不快になっている文章は削るか、消し線で対処。
すいませんと一言があってもよいかもしれません。
(勿論、自分に非があれば。)
あまりグダグダ言い訳はない方がいい。

6.逆リンクアクセス拒否
アクセス解析で、どこからアクセスされているか調べます。
逆リンクをたどって、内容を確認したら、逆リンク拒否の設定をします。
具体的には、そこのサイトからのアクセスはアクセスしてもトップページへ飛ばすようにします。
該当記事へのアクセスをトップに飛ばすようにするには .htaccessが楽。

7.著作権侵害
スクリーンショットを掲載しているサイト。
逆リンクをたどっていくと、失敗した記事をスクリーンショットにしてそのまま掲載しているサイトを見つけるかもしれません。その場合は、メールで丁寧に削除依頼し、拒否されれば、裁判所に著作権侵害で訴えましょう。
(費用はかかりますが、簡易裁判でたいていは勝ちますので、相手持ちになります)
削除するのに法外な費用を請求したりすれば、悪質な場合は警察へ。
もちろん事実無根の誹謗中傷も同様に対処。

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炎上対策は華麗にスルーをすること。(内容にもよるけど、今回はそのパターン)

炎上したからといって慌てず、落ち着いて、対処。
危機管理と同じ。
基本はそうした炎上しそうな記事は書かないように。
とアドバイスしました。