国家大局で考える政治

日本を衰退させたいのか、それとも本気で成長、あるいは維持したいのかどうかの争点。
 
税金をばらまいても、経済成長はしない。
外貨を獲得していくことが大事。
エネルギーを中心に、海外からエネルギー依存が高まっていると、どんどん外貨が流出していく。
 

成長戦略として盛り込むべき内容
1.自由貿易協定(FTA)の締結 
アメリカ、EU、オーストラリア、ニュージーランド中南米、アジア、中国、韓国と締結し貿易障壁を取り除いていく。
工業は躍進するが、国内で保護された農業はシュリンクしていく。
しかし、経済的な額としては、ケタが違う。
農業 地場の畑で作られた玉ねぎが1個50円 ニュージーランド産が30円 どちらを買いますか。
消費者に選択の自由が増えることを意味する。新鮮な地元野菜がいい人は高い地場のものを。安ければいいという人は海外品を。
おそらく、壊滅して、付加価値の高い農業生産品にシフト。(パプリカとかレタスとか)
 
2.労働法の改定
雇用の自由化
クビを簡単にしやすくする。規制の撤廃
経営者がクビにしやすくすることで、労働市場の流動化。
社員になったから安心という時代はなくなり、社内の生き残り競争が激しくなる。
労働時間も増えていく。
耐えられない人は、うつ病や自殺に。苦しい時代へ。韓国みたいな状況。
 
3.税制改定
消費税増税、高齢者福祉への負担をより平坦へ。

4.福祉の削減 自助、NPO、新たな公共
国が面倒見切れなくなった高齢者 自助、地域のNPOで支えていく

5.国家としての持続可能なエネルギー戦略
原発は再稼働、新たな原発 ネオ新原発の開発
再生可能エネルギーの開発 小水力、地熱、風力、太陽光
節電戦略
 
いずれにしても、外国との競争が激しくなって、日本という国自体の生き残り政策が重要になってくる。
ゆでガエル状態だとアウト。