予想 2030年の世界 人口予測とエネルギー 2030年問題

予想 2030年の世界 人口予測とエネルギー 2030年問題 
原発公聴会で話題になっている2030年
原発を0か15%か20−25%か
 
ぶっちゃけ2030年がどうなっているか誰もわからない。
公聴会ではエネルギー利用の電力量を今現在と同じ設定にしている。
その時点で論点があいまいだと思う。
 
2030年がどんな世界になっているか、予測してみるよ。
1.人口
人口予測はほぼ正確に当たる。
日本の人口は、2004年をピークに減少の一途。
2030年は、1億1000万人になり、超高齢化社会へ邁進している途中。
http://www.jarc.net/aging/jp/06feb/060203JARC_Population.pdf
世代別を見ると、バブリー世代が60代に。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/useful/u01_z21.htm
2012年現在の世界の人口は70億
2030年には、80億を軽く突破。
ちなみに、アジアの人口は2030年には50億人を超えると言われている。
主要な都市部が勃興。主に中国に都市人口が10億を超える都市がいくつも存在。ひとつの国並に。

2.日本の就労人口(労働人口
日本の労働力、2030年に950万人減
http://www.asahi.com/job/news/TKY201207230115.html
働く世代が減少

3.単身世帯
単身世帯が増加
結婚しない、というより出来ない状態。
もちろん、子どもも少ない。

4.超高齢化と多死時代
 「2020年問題」は団塊世代の高齢化と「多死時代」の到来だ。20年代、団塊世代後期高齢者になる。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、毎年の死亡数は150万人台に達し、出生数の2倍になる。高齢化率は30%を超す。
 「2030年問題」は未婚や離別、死別による単身世帯の急増によって起きる。特に単身化が進むのは、その時期に中高年となる団塊ジュニア前後の男性だ。60代で見ると、05年に10%だった一人暮らしの割合は30年に25%に。女性も50、60代で単身化が進む。男女合わせた全世帯で一人暮らしは4割に迫る。

 背景にあるのは未婚率の上昇だ。30年の時点で生涯未婚率は男性は3割に、女性で2割を超えるとされる。1990年生まれの女性の場合、3分の1以上が子を持たず、半数が孫を持たない計算だ。
http://www.asahi.com/special/kozoku/TKY201012260228.html

5.経済
国内経済は、不況の一途。完全な円安。
人件費や安くなったのに、電力料金の増加で、工場は海外へ。
世界経済は、アジアの台頭。
インド、中国を中心とした経済圏
グローバル経済は破綻の可能性
日本はゼロシナリオで国民が破綻を選択。
6.戦争
中国は内戦が起きて分裂している可能性もある。
内陸部と沿岸部の格差が大きくなるにつれ、内乱が起きるかもしれない。
7.水資源戦争
すべては水。安全な水、飲める水の確保に水資源戦争が起きる。
具体的には、2030年の人口を賄うだけの水源がない。
海水から蒸留水を取り出す技術が欠かせなくなる。
当然、エネルギーが必要。
8.エネルギー
ネオ原発が中心。ガス、石油、石炭の高騰。
シェールガスももちろん活用されているけれども、原発が中心のエネルギー。
原発といっても、ウランやプルトニウムから発電する旧世代の原発ではなく、トリウム溶融塩炉から取り出す小型のトリウム原発が中心。
都市部の大深度地下で発電。
日本では、まだ原発廃炉に追われている状態。
太陽光エネルギーなどは、税金で補填。
ソフトバンクが日本一の企業になっている。
(国民が選択) 株を買うならソフトバンク
9.宗教
イスラム教が世界の主流。
4人に一人がイスラム
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2783764/6740279
10.年金
完全破綻。富裕層はもらえず、高齢貧困層のみ生活保護と同等として受給できる。
11.地球環境
日本は亜熱帯地方に。
夏はスコールも。マラリアが発生。
夏は40度超え。
12.格差社会
経済格差 都市と地方の格差 大きく。
格差の拡大によって、治安の増大。

 
結論
ということで、日本の経済は破綻の一途。使用電力量は大幅に減少。
原発を稼働しようがしまいが、電力量は余る。
火力発電所の燃料(ガス、石炭、原油)が高騰。今の3倍は固い。
太陽光エネルギーといった再生可能エネルギー自然エネルギー)コストは、国の補助金で埋め合わせ。
どうみても経済破綻しそうな勢い。
原発のゼロシナリオは、2030年、電気料金が高くてもいいという人たちが選択する形に。
おそらく、2030年は、過去の約束を反故にして、原発稼働をしたまま、時の政府は突っ走ると思う。
莫大な廃炉費用を誰が払うか決まらず、日本の経済破綻を先延ばし、先延ばしにするために。
 
参考
http://jvsc.jst.go.jp/shiryo/yosoku/contents.html