原子力工学を学ぶ学生が減少していることへの対策・秘策

原子力工学を学ぶ学生が減少していることへの対策・秘策
 
原子力工学を学ぶ学生が震災後、減っているとのこと。
東京電力福島第一原子力発電所事故の影響も大きい。
現実に、原発が次々廃炉を迎えるにあたり、原子力工学の学生は必要だ。
誰かがやらなければいけない。
原発推進だけでなく、反原発脱原発の人たちも考えなければいけない人材集め。
人任せにしてはいけない。自分たちのことである。原発の電力を享受してきたツケが回ってきている。
 
ということで、どのようにしたら、学生を増やせるか考えてみた。
 
原子力産業の低迷や職業・研究対象としての魅力が乏しいとのイメージから、原子力関係の学部への進学、原子力産業への就職を希望する学生は減少傾向
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120407/edc12040713530001-n2.htm


1.アジアの学生を増やす。
日本は脱原発の方向だけれども、海外は別。
特に成長、著しいアジアは、原発を増やしていく方向。
技術者が圧倒的に足りない。
そのためには、授業は英語、あるいは、中国語での授業もありなのかもしれない。
せっかく育てた人材が海外に流出してしまうのは現実になる。
国からの補助金助成金で育てても、日本国内にとどまらないのは損と考えず、ODA・国際協力の一つとして捉えないといけないのかもしれない。
 
2.名称を「原子力工学」から「脱・原子力工学」と変える。
原発の名称だと批判も大きくなるので、「脱原子力工学」が無難。
・今まで
「何を勉強しているのですか」
原子力工学です」
「えー!?あの原発?失礼します」(妄想です 妄想)
・これから
「何を勉強しているのですか」
「脱・原子力工学です」
「おぉ 頑張って!応援するよ」(なんてね)
日本人は名称に弱い。
光通信という会社の株の動向を見て判断しました)
 
3.原子力という名前自体を変える
実際、学生数の減少に伴い、大学の研究科名を変えているところは多い。
応用粒子線科学だったり、システム創成、環境・エネルギーとか。
ここは思い切って、わけのわからない名称にする。
「ニューエナジーパワー研究科」
日本人は外来語に弱い。「なんだかすごいの勉強しているんだね。かっこいいわ。」と呼ばれるかも。
 
あるいは、エコかどうか判断は難しいけれど、「エコパワー」という名称はありかもしれない。
ゲンパツというと、マイナスイメージしかないけれど、「エコ」とつくとなんだかいいイメージになる。
私が勉強しているのは、エコパワーですと言える。学生も騙されて?なんだかいいこと勉強しているんだなと思うかもしれない。

 
4.老人大学 原子力工学科を作る。
各市町村で行われている、老人大学。
今は老人とは言わないから、市民大学とか言っているけど、受講しているのは中高年ばかり。
しかし、学ぶ意欲は、10代の学生よりも高い。
みんないきいきしている。
時間だけでなく、お金もそれなりの資産もある。
放射線の影響も少ない。
原発廃炉に向けての作業もお国のため、そして国から名誉を与えられるとなれば、頑張るかもしれない。

原発が存在している限り、人材は必要。
みんなで知恵とアイデアを出して、日本を維持していく必要があると思う。