鳥取県で失敗した国際まんが博覧会 まんが王国とっとり 問題点と対策

鳥取県で開催失敗した国際まんが博覧会 まんが王国とっとり 問題点と対策課題

税金投入した国際まんが博覧会は失敗に。
【とっとりアニカルまつり】【まんが王国とっとり
http://manga-tottori.jp/?id=13
http://manga-tottori.jp/mangahaku

地方都市の地域活性化事業としてイベント開催がある。○○博とか○周年記念事業とか
税金投入して経済効果がどのくらい見込めるのかわからない事業
来場者数の数字をごまかして、駅の看板を見た人も来場者に含めるなんてことも。

鳥取県で開催された【とっとりアニカルまつり】【まんが王国とっとり】が税金10億投入して、閑散とした状態とのこと。10億のうちパテントに7億。県民、市民感情としてどうなんだろう。
 
原因は、電通とか博報堂に丸投げしてしまう地方行政
それを許す地方議会、つまり地方議員(市議会議員、町議会議員、村議会議員)。議員の責任は、その議員を選んだ住民。ブーメラン。

一番の課題は、せっかく大きなイベントを開催したにもかかわらず、地域にイベントノウハウが蓄積されないこと。

市民・住民を巻き込んだイベントにならない
本来なら市民中心の実行委員会で開催していけば、その市民にノウハウ(人脈、技術、知識)が残る。

こうしたイベントを開催するときのポイントは、地域の大学を巻き込むこと。
具体的には、このイベントの場合は、鳥取大学の教授(先生)と学生がカギ。
鳥取大学にマンガ学の講座を常設したり、学生から実行委員会の中心メンバーを募り、特に、地方都市の学生同士連携を強めていく。
特に女子大生を巻き込むと、その実行委員会は強い。

残念ながら、鳥取県の担当行政マンの知恵は、こうしたイベントを丸投げすることしか頭になかったみたいだ。
というより、市民を巻き込んで盛り上げていくノウハウがわからない。
今回の事業も、結局、丸投げという結果で、ノウハウが蓄積されないため、次の大きなイベントも丸投げになるだろう。
いそがしかったのか、面倒くさいかったのか。

ま、一番の原因は、若者が定着していない地方都市に若者向けのマンガイベントを持ってきたことが原因。
ターゲットとなる主役がいないのに誰のためのイベントなんだろう。

ま、地方都市人口の高齢化が主因なのかもしれない。


参考
税金10億投入した鳥取国際まんが博」の悲惨すぎる内容
http://matome.naver.jp/odai/2135213068495648301
【とっとりアニカルまつり】【まんが王国とっとり】問題点まとめwiki
http://www34.atwiki.jp/anikaru/pages/26.html